進和建設工業株式会社さま

Q. 業務内容を簡単にご紹介いただけますか？

進和建設工業株式会社では土地活用から提案するマンションやサービス付き高齢者向け住宅などの建設事業を行っています。またグループ会社では戸建住宅が進和ホーム株式会社、賃貸管理が株式会社サムズアップ、土地活用のコンサル事業がパートナープランナーズ株式会社、株式会社進和不動産では不動産投資事業と、進和ホールディングスとしてオーナーさまの資産価値を高めることを目的にした土地活用全般の企画、生産、管理を行っています。

Q. オーナーさまから支持されている点は？

大阪府下で300棟以上の実績もあるとは思いますが、それ以上にオーナーさまの土地活用事業を成り立たせるため、あらゆる検証に基づいた提案から始めることができるのが弊社の強みです。逆に言うといくらオーナーさまに建てたいという想いがあっても、その土地活用が成功しないと判断するなら進めない…建築業者は建てて頂くことで仕事になるので、それを目的にする会社が多くありますが、弊社ではオーナーさまの成功が見込めない場合は、進めません。弊社社長が困難のなかで顧客満足を見つめ直した頃があり、その答えがオーナーさまの土地活用を成功させることでした。顧客満足に貢献する会社であるためには、まず全社員が育っていくこと、それが基本の理念となっています。

Q. 理念が社員を育て、顧客満足を実現してきたのですね。

いくら技術や生産性があっても、お客さまからご依頼がなければ発揮できないものです。だから、顧客創造がまず私たちの非常に大切な役割です。それにはオーナーさまから信頼され続け、また応え続けることが必要です。社内での勉強会はじめ常に対話できる環境があるから、全社員が理念を根底から共有でき、同じベクトルを持って進んでいける。ブレがない理念を構築してきたからこそ、顧客満足、顧客創造に繋がってきたように思いますね。

Q. キンソウとの仕事のきっかけは？

弊社の社長が、キンソウさん、コンパスさんに出向いて、建築コストや現場管理、考え方など、業務の理想を追求する勉強会を約1年間行っていたことが始まりだったと思います。勉強会の内容を、後の現場で活かしてみようと実践したのが最初の仕事です。材料や人件費、利益面など何故それが必要かという観点を持って一つひとつ管理するので、キンソウさんにはやりにくい部分があったかもしれないのですが、互いの立場でどうすれば業界をもっと良くしていけるのかという価値観を共有できるきっかけになったと思っています。

Q. 業界を良くする価値観とは

どんな難題でも創意工夫に取り組むこと、またそれが次の仕事の糧となり成長していけることではないでしょうか。協力業者さまと、同じ現場、同じフィールドで共に課題を乗り越えて成長できることは、この業界の未来を広げていくことと信じています。一緒に良い結果を残せば、また仕事を受注することができる。協力会社さまへ単発発注だけならその現場、その現場で精一杯にもなりかねませんが、先の見える安定を提供し続けることは私どもの使命であり、結果的には良い仕事、よい業界へと繋がっていくと考えています。 特に、キンソウさんには業界の未来を創っていこうとする視点を感じています。

Q. キンソウとのお仕事上で何かエピソードはありませんか？

ある現場で、工期的にどう考えても間に合わないけども、お客さまからどうしても間に合わせたい…と言う、私達が考えても無茶と言える現場がありました。単に、元請と下請という関係だけなら工期を考えて、「できません」と断って当然な内容でしたが、キンソウさんはうちを飛ばして何よりお客さまを見ていてくれていて、私達と同じ目線で一緒になってその仕事に取り組んでくれたんですね。実際はものすごくハードで、今でこそ笑い話にもなりますが、業界的にも多忙期で大変だったと思いますが、社長(長渡)も現場に出てきてくれて、おさめて頂きました。現場の成功を第一に考えて頂いた印象がありますね。

Q. 目指すべきは下請にとどまらない関係ですか？

弊社では、元請・下請のように上下をつけて見たくないのです。あくまでも、協力して頂いている協力業者さんと呼んでいます。発注側と請ける側と割り切って、仕事に依存し合うのではなく、互いにより良い仕事をするために創造し合い、提案し合える関係を創らないといけないと思っています。お互いにプロフェッショナルとして仕事をしている以上、施工品質は良くて当然だと思います。金額的にも、弊社も過去の物件の情報のストックにより、コストも把握しているため、予算は把握していますが、信頼関係があるので、見積は確認させていただくくらいと思っています。担当の楠本さんも大変ですが、苦労を共にし、“ 三方よし ”の考えで、一緒に次の仕事に向かっていきたいですね。

Q. 最後に未来の業界のためにひと言お願いします。

この業界に携わる一社一社、一人ひとりがより高い視点を持って一貫して取り組めば、まだまだ良くなれる業界ですし、そうやって強いチームを組織していくことで業界でのブランド化や新たな魅力を発信していくことができます。3年先に良くなるには今が大切だし、世の中の大きな流れのなかで5年先10年先を見据えながら、キンソウさんと共に率先してこの業界の未来を一緒に創っていきたいですね。弊社のキャラクターのファーストペンギンのように、失敗を恐れずに果敢に旗を振ってチャレンジしていきます！

お客様から頂いたメッセージ